全国遊技場青年部連合会では、パチンコホールでの空気の流れを“見える化”した「パチンコホールの換気実証実験」を実施いたしました。
日本だけではなく世界中で猛威となっている新型コロナウイルス感染症ですが、その影響は様々な業界に影響を及ぼし、パチンコ業界においても、長期の休業要請や、昨年の倍近くの倒産件数※など、非常に大きな打撃を受けております。業界としては、パチンコ・パチスロ産業21世紀会が策定する「パチンコ・パチスロ店営業における 新型コロナウイルス感染症の拡大予防ガイドライン」に基づき、各ホールの衛生管理、従業員の健康管理、お客様の体温、体調の確認など、各社が感染防止策に努めております。
※東京商工リサーチ調べ 2020年1月~5月の倒産件数累計12件、前年同期(6件)に比べ2倍
「三密」のイメージがある方も多いパチンコホールですが、実は誕生以来、タバコの煙やにおいと共存し、多くの皆様に快適に過ごせる環境整備を長年取り組んでまいりました。パチンコホール設計実績のある建築士の方からも「パチンコホールの換気能力は、商業施設の中で最も換気が行われている空間といっても過言ではない」との助言をいただくこともありました。
しかしパチンコホールへのイメージは変わることがなく、厳しいご意見をいただく機会も多く、我々も真摯に受け止めております。他方、“娯楽の殿堂”としての自負をしており、何とかお客様の不安を取り除き、「パチンコホールは三密を回避できる可能性が高い」ということを知っていただく努力をすべきだと考えております。そして感染症の専門家お立合いのもと、パチンコホール内での空気の流れを「見える化」する実験を実施いたしました。
実験では、ホール内にスモークを充満させ、10分後にどの程度スモークがなくなっているかを検証。噴射開始後、ホール内に充満したスモークは徐々に排気口から排出され、実験開始から10分後には、客席付近のスモークはほぼなくなっており、パチンコホール内がしっかり換気されていることが立証されました。
本映像は、「全国遊技場青年部連合会」公式YouTubeチャンネルをはじめ、全国のパチンコホール、パチンコメーカーのホームページ等で順次公開いたします。
新型コロナウイルス感染状況の先行きが見えない中ではありますが、パチンコ業界ではお客様の安全を最優先に徹底した感染防止策をしながら、ホール、お客様双方が協力し、快適な環境づくりをしていき、大事なエンターテイメントを守るため、ひいては地域社会へ貢献できるべく、引き続き業界を挙げて努力してまいります。
【パチンコホールの換気実証実験】映像 *4分20秒
・撮影日 :9月25日(金)、9月28日(月)
・撮影場所:名古屋市内2カ所にて実施
・監修 :愛知医科大学 感染症科 三鴨廣繁教授
・映像 :「全国遊技場青年部連合会YouTubeチャンネル」
・パチンコホールの換気実証実験【ショートVer】
URL:https://www.youtube.com/watch?v=pP_w4o_E2fs
・パチンコホールの換気実証実験【ロングVer】
URL:https://www.youtube.com/watch?v=Kd7SC0hxedo
■全国遊技場青年部連合会 堀部部会長コメント
緊急事態宣言解除後、全国のパチンコホールは警察庁の指導のもとに作成したガイドラインを遵守し、営業を再開しております。お客様に「パチンコホールは換気設備が整った施設である」ことを広くお伝えできればと思い、この映像を作成いたしました。
<全国遊技場青年部連合会とは>
全日本遊技事業協同組合連合会(略称:全日遊連)傘下の各都府県組合の青年部会の連合会。全日遊連は、平成元年5 月20 日に全日本遊技業組合連合会として発足し、平成4 年1 月16 日には、中小企業等協同組合法による協同組合として内閣総理大臣(国家公安委員会・警察庁管轄)の認可をうけ、名実ともに全国のパチンコホール組合の協同組合連合会組織となりました。